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ロシアのバレエ学校の入学試験

ロシアのバレエ専門学校の入学試験審査

(ロシアのバレエ関係者のブログより転載)

入学試験審査委員会が求める
未来のバレエダンサーに必要な素質

 バレエ専門学校の入学試験は3段階の審査からなっていますので、子供たちと両親たちはそれに対して心の準備をしておく必要があります。

 それは、成功するか、あるいは逆に、完全に自分自身に対する失望に終わるか、という点で、子供たちの人生において初めての本物の試練になります。

 小学校の低学年を終えた生徒たち(10~11歳)は、バレエ専門学校で、自分の力を試す(というよりは、持って生まれた自分の素質を示す)のです。

 バレエ ー それは、多くのことが生れつきの才能で決まってしまう職業です。バレエダンサーになるための訓練がどのように進行していくか、また、それぞれのダンサーにどのようなレパートリーが向いているか、などです。それぞれの学校によって、要求されることに多少の違いはありますが、要求される条件の大部分は共通しています。

身体のプロポーション(体格のバランス)

    バレエ・ファンは、舞台で人間の理想的な姿を観たいはずです:すらっと伸びた身体、細い腰と狭い肩幅。

 ですから、次のような特徴のある、華奢(きゃしゃ)な体格が好まれます:

・長い手足

・筋肉隆々でないこと

・狭い肩幅

・長い首

・足の甲のはっきりとしたアーチ

 太くて短い首や、肩甲骨が飛び出ていたり、鎖骨が左右非対称だったりする子供たちは受け入れられません

正しい脚の形

 脚の筋肉は発達しすぎていてはいけません、脚のラインが真っすぐであることが必要です。X脚やO脚は不可です。頭を傾けることや首の形や肩甲骨の出っ張りに影響しますから姿勢と脊柱の形に大きな注意が向けられます。間違った姿勢は、関節の可動性を狭めてしまいます。

股関節の開き具合

    股関節の開き具合-股関節の中で、肩の線と平行に脚を開く先天的能力のことです。股関節の中で、(生れつきの構造が)骨と骨が邪魔をし合わない場合にのみ、足を横方向に高く上げることが可能になります。そうすると、美的法則に合致したクラシック・バレエのラインとスタイルが創られます。

脚の上がり具合

 

    脚の上がり具合 ー 股関節を開いた状態で、脚を軽々と高く上げる能力のことです。上げる角度が大きければ大きいほど、クラシック・バレエの動きを身に付ける可能性が高くなります。

足の甲

 バレエの観客は、バレリーナの高い甲に魅了されます。甲の高さは、足の縦方向のアーチの発達に左右されます。ですので、偏平足(縦方向も横方向も)は痛みを引き起こし、親指と(足首から先の)足全体の可動性を制限してしまいます。

 (足のアーチ) 

     (左:縦方向のアーチ)                        (右:横方向のアーチ)

柔軟性

 将来バレエダンサーになる子供たちにとっては、動きをより表現豊かなものにするために、動きの範囲が広いことが大事です。ですから、受験する子供がバレエを始める何年か前から体操をやっていることは、入学試験を受ける際に大きなメリットになります。体操では関節や靭帯を引っ張って広げる訓練をしますから、バレエを始めてからも、まったく自由な動きができるでしょう。そうでない場合には、踊りが硬く鈍いものになってしまいます。

遺伝

 受験する子供たちは両親に連れられてきますが、子供の体つきが年齢とともにどのように変わっていく可能性があるかを見るために、入学試験審査委員会は、両親の身長や体格にも注目します。時には子供たちが成長期の年齢になっても身長が伸びないことがありますが、両親を見ると、子供たちの体格がどのようなプロセスをたどって形成されていくかを60%程度は予測することができます。

ジャンプ

 ジャンプ ー 脚の筋力で身体を空中に引き上げる生れつきの能力。ナターリア・オシポワは男性的なジャンプの持ち主です。彼女は、まるで何の努力も必要としないかのごとく舞台の上を飛び回ります。そのようなことは優れた先天的な素質を持っている場合にのみ可能です。受験生は、トランポリンとドゥミ・プリエからのジャンプをチェックされます。(アキレス腱の弾力性のチェック)

回転の能力

   バレエのレッスンにおいては、安定した(内耳の)前庭器官が非常に重要です。それは回転中に、空間での身体の動きを修正します。

(「前庭器官」:内耳にあり、体の運動感覚や位置感覚を中枢に伝える受容器官。直進運動、回転運動、あるいは運動の速度などを感ずる感覚器。「平衡感覚器」とも呼ばれる。=日本大百科全書(ニッポニカ)の解説)

音楽性、リズム感、踊りのセンス

 例えば、受験生は、ピアノの伴奏でポルカの曲の短い一節を踊ります。16小節(あるいは、32小節)の中で、安定して強拍のリズムに合わせて拍子を取り、それに調和させて手・脚・ボディ・顔を動かして、自分の芸術的センスを示さなければなりません。

健康

 健康診断が行なわれ、受験生の診療記録が詳細にチェックされます。バレエをやるためにはあってはいけない、100項目以上の病気の膨大なリストがあります。このリストは、入学を希望しているバレエ学校のサイトでいつでも事前に見ることができます。

将来の職業に対する情熱

 将来バレエダンサーになる子供たちの日々の学習(訓練)は6~8時間にもおよびますから、そのすべてに耐えるためには、頑健な身体に加えてプラスアルファが必要です。自分がめざしている職業に対する情熱、バレエと劇場に対する絶えざる興味が、学習(訓練)のための新しい力を与えてくれます。

 バレエダンサーというのは、このように若い年齢から学習(訓練)を始めなければならない数少ない職業の内の一つです。子供は、すべてのバレエの基準に合致していれば、入学試験に合格しますが、入学後は、生徒たちに対する要求水準は学年が上がるにしたがって年々厳しくなって行きます。しかしながら、天から与えられたバレエの才能に対しては、バレエダンサーたちは、それぞれのバレエ人生を歩んで行く中で、健康を犠牲にしてお返しをしていかなければなりません

「健康を犠牲にしてお返しを...」=バレエダンサーは踊り続けていくうちに、どんなに注意をしていても身体のあちこちに故障が出てきたり、怪我をしたりするものなので、健康を代償にして精一杯の努力でパフォーマンスをすることにより、神様が与えて下さったバレエの才能に報いていかなければならない、という意味です。バレエダンサーというのは、そのように命を削りながら続けていくような厳しい職業だ、ということを筆者は言っています。)

※ロシアのバレエ学校で、どのように入学試験がおこなわれているかの動画:

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野口栞那先生(アシスタント教師)が、6月16日(水)、さいたま市浦和区に「バレエ・スタジオ・ミューザ」をオープンしました。

 
カザフ国立舞踊アカデミーの『卒業公演』の動画をアップしました。

 

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