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レッスン日記を書こう

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~バレエが本当に上達したいと思うなら~

バレエが上達するためには、頭を使って日々のレッスンをすることがとても重要です。

学校での勉強を考えてみてください。

授業を受けるだけで、予習・復習をしなかったら、学力がつくでしょうか? 

バレエも同じことです。

週に何回かスタジオに来てレッスンをするだけで、どうやったら上手に踊れるようになるかを考えなかったら、どれだけレッスンをしても絶対にバレエがうまくなることはないでしょう。

バレエは、よく頭を働かせないと(つまり、よく考えながらやらないと)上達はしません。

バレエダンサーにとっては、自分が思い描いたとおりに、あるいは、振付家が要求するとおりに、自分の身体を自由自在に動かすことができるようになることが究極の目標ですが、日々のレッスンはその目標に到達するためのトレーニングです。

そのためには、先生や周りの生徒たちの真似をしていてはいけません。自分の頭で考えてレッスンをすることが何よりも大切です。

ソフィア・バレエ・アカデミーでは、頭を使って(考えて)レッスンをすることを最も重視しています

スタジオでは、児童中等科(年齢的には、小4~小6)以上のクラスの生徒たち全員に「レッスン日記」(レッスン・ノート)に、その日にやったレッスンの記録を書かせています。

内容は、

①(バーからセンターまで)レッスンのプログラム(アンシェヌマン)

②クラスの全員が注意されたこと

③自分ひとりが注意されたこと

④難しくてできなかったこと(なぜ、できなかったのか?)

⑤できるようになったこと(どうやったら、できるようになったのか?)

⑥その他

ソフィアでは、前回のレッスンのプログラムを繰り返して次のレッスンで行ないます(「リピート」と呼んでいます)。

ですから、生徒たちは、リピートがスムーズにできるように、レッスンの前に、ノートを読んで、前回どのようなプログラムをやったか、先生からどういう注意をされたか、どんなところに注意してレッスンをしなければいけないか、などを前もって頭に入れてからレッスンに臨みます。(学校の勉強で”予習”をするのと同じですね。)

そして、レッスンの後に「レッスン日記」を書いて、客観的に自分のレッスンを反省します。こうして、毎回、”予習”と”復習”を繰り返しながらレッスンを積み重ねることによって、バレエが上達していくのです。

これが「考えてレッスンをする」ということです。

ロシアなどの一流バレエダンサーやバレエ教師たちは、口をそろえて言います。

「バレエは頭が良くないと踊れません。」

バレエが上手になりたければ、考えてレッスンをする習慣をつけることが大事です。

まして、プロのバレエダンサーをめざしている方は、レッスン日記を書くことは、レッスンの一部だと考えるべきでしょう。

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正しいワガノワ・メソッドとは?

スタジオの主宰者で元モスクワ・バレエ・アカデミー教師の中川三千代がワガノワ・メソッドの基本を分かりやすく解説しています。正しいワガノワ・メソッドの基礎が身に付いているかどうか、この動画で判断してください。

ソフィアのコンサート映像

貴重な動画

第2回国際舞踊フェスティバル「タン・リエ」(2021年11月)の貴重な映像をカザフ国立舞踊アカデミーのアーカイブスで見ることができます。

野口栞那先生の「バレエ・スタジオ・ミューザ」

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