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バレエ教師はどうあるべきか?

ボリショイ劇場バレエ団の現役ソリストで、ご自分のバレエ・スクール「スカースカ」(おとぎ話)」で多くの子供たちを指導しているオリガ・キシニョーワさんが、長年の経験から、バレエ教師はこうあってほしい、という文章をご自身のブログに載せています。この度、オリガさんからご了解をいただきましたので、ここに掲載させていただきます。

学齢前(3~6歳)の幼児クラスの教師:

もし、あなたのお子さんがバレエをこれから始める年齢(3~6歳)であれば、バレエへの愛情を植えつけてくれるような教師を見つけることが大事です。教師は、子供の捉えがたい注意力を引き留めて、彼らを惹きつけ、バレエに興味を持たせる能力をもっていなければなりません。しかしながら、最初から高い要求をするようなスパルタ教育であってはいけません。トレーニングは遊びの形で行なわれながらも、はっきりとした目的と課題を持ち、きちんとしたプログラムに基づいたレッスンであることが重要です

子供たちは、少しずつ先生の要求を理解し始め、レッスンの課題をどんどん上手にこなしていくようになります。

通常、最初のお試しレッスンには、子供が落ちつけるように、また、子供が先生とどのように関係を築いていくかが分かるように、両親の見学が許可されます。先生の姿に注目してください - きちんとした身なりをしているか?、また、アカデミックな(体系的・専門的にバレエ教授法を勉強した)教師かどうか?

バレエ教師は、必ずしも、ピンクのチュチュを着ている必要はありません。アニメのキャラクターではありませんからね。ですが、すべて調和が取れていなければなりません。一番大事なことは、教師が愛情を持って子供たちとレッスンをすることです。子供たちはそんな先生の愛情を感じ取って、喜んでレッスンに通ってくるようになります。

もしも、3歳~5歳の小さな子供が、最初のレッスンで、ほかの子供たちと一緒にレッスンをしたがらないで泣いたり、あるいは、ママにしがみついて離れなかったりしても、すぐにがっかりしないで、もう一度、お子さんにチャンスを与えてください。まわりを見渡して、知らない場所に慣れる必要のある用心深い子供たちもいますから。

スタジオにママがいない方が、子供たちがもっと活発で、のびのびすることがよくありますから、ご両親がレッスン見学をすることはお勧めできません。お子さんに、ドアの外で待っているからね、と約束するか、あるいは、何かの口実をつけて、スタジオから出ていけば、お子さんはあなたから離れて、レッスンに集中することができるでしょう。

もし、お子さんがママから離れなかったら、レッスンに、家族の誰かかお手伝いさんを連れていくと効果がある場合があります。

この段階では、レッスンをしたいという、あなたのお子さんの気持ちがとても大事です。ご両親は、お子さんの気持ちをレッスンに向けることが必要で、そうすれば、教師もその気分を引き受けて、素晴らしいバレエの世界に引っ張り込むことができます。

小さな子供たちとレッスンをすることは、教師にとっては簡単なことではありません。教師は気分を高めて、愛情にあふれていることが必要です。遅刻したり、レッスン着を忘れたりしても、決して子供たちを叱ってはいけません。それは、両親の問題なのですから。

教師の課題は、いつ、トレーニングのプログラムを切り替えたらよいかを、タイミング良く感じ取ることです。もし、子供たちが集中していたら、新しい動きを見せるし、もし、飽きていたら、雰囲気を和らげて、少し遊ばせるか、もっと良いのは、子供たちに即興で踊りを考えさせて、皆んなで一緒に踊ることです。

プロをめざす子供たちの教師:

バレエ教師に対しては、(バレエ映画で描かれているような)決まりきったイメージが存在しています。

バレエというのは、とても厳格で冷酷な教師たちが、大声で叫んだり、しーっと言ったり、生徒の腕をつかんだり、叩いたり、暴言を吐いて精神的に傷つけたり...。私も今までに、そういう教師たちと出会ってきましたが、決して、皆が皆そうではないし、また、いつでもそうだというわけではありません。しかし、バレエ教師は絶対にそのようであってはなりません。

内心、不安いっぱいでびくびくしている、か弱い子供たちを託されているのですから、教師はとても注意深く生徒たちに接することが必要です。生徒たちの自己評価、自信、踊りたいという欲求、バレエという職業に対する愛情を粉々に打ち砕くようなことをしてはいけません。

もし、あなたのお子さんが、プロの道に進もうとしているのでしたら、お子さんのクラシック・バレエの教師は、アカデミックで(教授法を体系的・専門的にきちんと勉強しており)、自分自身がプロを養成するためのバレエ専門学校で勉強した経験があることが絶対に必要ですが、更に、それに加えて、舞台経験があればもっと良いでしょう。

舞台経験のある教師は、非常に細かいニュアンスや感覚を生徒たちに伝えることができます。もちろん、例外はありますから、すべてのバレエダンサーが良い教師になれるわけではありませんし、また、逆に、優秀な教師が素晴らしいダンサーであったとは限りません。

しかし、あなたのお子さんが指導される基礎は、プロフェッショナルなものでなければなりません。

あなたはそのことを真剣に考えて、お子さんがレッスンから何を得てほしいか、また、教師が行なうレッスンの目的や課題を理解する必要があります。

ある子供たちは、プロになるための基礎を徐々に習得しながら、更に、子供たちにとって無理のない範囲内で、ストレッチをやったり、繰り返し練習したりして、身体的能力を成長させていきます。

ほかの子供たちは、コンクールやステージで踊ることに熱中し、ポワントで難しいヴァリエーションを踊るための練習にばかり夢中になって、とてもきついスケジュールで、しばしば、過度の練習をします。積極性という意味では、これは素晴らしいことなのですが、もし、プロになるためにレッスンをするのであれば、急ぎ過ぎてはいけません

バレエのレッスンでは、忍耐強く一つひとつの動きを注意深く正しく行なうことが要求されます。複雑な動きに慣れてくると、子供たちは不正確にやるようになってしまいがちで、後になってから、子供たちがそれらの動きを正しくできるようにやり直すのは非常に難しくなるのです。

健康の問題が起こる危険性は言うまでもありませんが、不必要で無駄な筋肉がついてしまい、身体がかたまってしまって、小さな怪我や脊柱側弯症などの原因になります

子供たちが調和の取れた成長をし、プロを養成するバレエ専門学校に入学する準備をするためには、次のような要素がレッスンに含まれる必要があります。

体操 - 身体的能力を発達させる

リトミック、ダンス - 音楽性とバランス感覚を発達させる

バー・レッスン - クラシック・バレエの基礎を身に付ける

そして、もちろん、踊ることも必要 - 民族舞踊、子供舞踊、様々な踊り、

れらが、バレエ、芸術的演技、本番に必要な大胆さ、自己表現の基礎になります。

教師が、生徒の才能を見分け、欠点に注意を払って、それらをタイミング良く指摘して更なる成長に導くことが重要です。

時々とても才能のある子供たちに出会うことがありますが、どうしてあなた方はバレエ専門学校に行かなかったのかと聞いてみると、誰もそういうアドバイスをしてくれなかったし、先生も自分の教室をやめさせてくれなかったから、と彼らは答えるのですが、これはとても残念なことです。

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ボリショイ劇場バレエ団の現役ソリスト、オリガ・キシニョーワさんが、子供たちを教えるバレエ教師はこうあってほしい、という文章をご自分のブログに書いていらっしゃいます。バレエ教室選びの参考になさってください。
 

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(ワガノワ・バレエ・アカデミー学長)

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